オフシーズンは話題が少ないため更新できずにいましたが、各地区から審判講習会の話題が聞こえるようになってきました。
すでにご存じの方は多いかと思いますが、日本野球規則委員会は1月25日に2012年度の野球規則改正を公表しました。
詳しくは「日本野球連盟」のWEBサイトにて確認して下さい。
http://www.jaba.or.jp/
ちなみに、今年は目新しいルール改正はなく、解釈上や運用について詳細に書かれた部分がある程度です。
昨年までであれば、この時期は選手たちと共にトレーニングを積んでいるシーズン。ブルペンに入り投球練習の球を見る練習や、室内サブグラウンドにてGO-STOP-CALLを繰り返す基本練習などを行っていました。
またアマチュア野球の地区審判部が中心となって、屋内における勉強会「座学」も盛んに行われており、規則委員会の動向や実例によるルールの勉強、フォーメーションの確認などが行われています。
これは、審判技術を高めるために必要な行事であり、ブラッシュアップの色合いが非常に強い勉強会です。
審判員は、なかなか自分の立ち振る舞いが見えないため、一挙手一投足をチェックしながらジャッジすることができません。それが「深い思い込み」や「強い錯覚」を産み出し、技術を錆びつかせる原因となっています。
この錆を落とすために「座学」を利用することは、非常に有意義であり効果的です。
一方、その勉強会には色々なカテゴリーの審判員がいるため、名前や顔の売り込みには最適な場所でもあります。
昨年までは座学の重要性を認識し、夏の大会の合間にも「サマーキャンプ」と銘打って仲間内で審判講習会を行っていました。シーズン前半戦の事例集を基に、グラウンドレベルで実地講習を行うことは、シーズン後半に向けて非常に好評でした。皆、シーズン中ですから体験談を含めて、活発な意見交換会となります。これも、お勧めの座学です。
昨年秋より雪の降らない地にいるため、明確なオフシーズンというメリハリがなく、何とも間延びした感じが否めない状態です。
例年のようにグラウンドに出て軽いステップワークや発声練習、ブルペンでの投球判定などは行っていますが、すべてが中途半端な感じがしています。
そんな中途半端な感覚の中で、早くも屋外での審判講習会が開催されました。
朝方は冷え込みが厳しく霜も降りましたが、日中は晴天に恵まれ、風もないため絶好のコンディションでした。
講習会の内容は、新年度の1回目ということもあり、また新しい父兄審判員も多かったことから、ほとんどが基本の反復となりました。
午前中はコールとゼスチャーの基本動作を行い、その後GO-STOP-CALLを繰り返し行いました。
GO-STOP-CALLはすべての動作の基本なのですが、それを口頭で伝えても難しいものです。
また、聞く側の意識が「技術を習得しよう」という思いがなければ、形だけの反復練習に終わってしまいます。
昔は「審判メカニクス」のコピーを、お尻のポケットに忍ばせてグラウンドに立っていましたが、実際には「アンチョコ」を見るチャンスは皆無です。ボールインプレイ中は、ボールの在り処から目を切るわけにもいかず、結局はタイム中に「さっきのプレイの反省」をするのが関の山です。それが正解なのかも判らずに、次のプレイが始まる始末。
それらの経験から、講習会ではお勧めはしません。
「審判メカニクス」は、ケースごとの4人の審判員の動きが記載されていますが、ゲームでは各審判員がひとつのポジションを担います。ゆえに、ポジションごとの動きの整理が必要となります。
次回からは、それを紹介します。
すでにご存じの方は多いかと思いますが、日本野球規則委員会は1月25日に2012年度の野球規則改正を公表しました。
詳しくは「日本野球連盟」のWEBサイトにて確認して下さい。
http://www.jaba.or.jp/
ちなみに、今年は目新しいルール改正はなく、解釈上や運用について詳細に書かれた部分がある程度です。
昨年までであれば、この時期は選手たちと共にトレーニングを積んでいるシーズン。ブルペンに入り投球練習の球を見る練習や、室内サブグラウンドにてGO-STOP-CALLを繰り返す基本練習などを行っていました。
またアマチュア野球の地区審判部が中心となって、屋内における勉強会「座学」も盛んに行われており、規則委員会の動向や実例によるルールの勉強、フォーメーションの確認などが行われています。
これは、審判技術を高めるために必要な行事であり、ブラッシュアップの色合いが非常に強い勉強会です。
審判員は、なかなか自分の立ち振る舞いが見えないため、一挙手一投足をチェックしながらジャッジすることができません。それが「深い思い込み」や「強い錯覚」を産み出し、技術を錆びつかせる原因となっています。
この錆を落とすために「座学」を利用することは、非常に有意義であり効果的です。
一方、その勉強会には色々なカテゴリーの審判員がいるため、名前や顔の売り込みには最適な場所でもあります。
昨年までは座学の重要性を認識し、夏の大会の合間にも「サマーキャンプ」と銘打って仲間内で審判講習会を行っていました。シーズン前半戦の事例集を基に、グラウンドレベルで実地講習を行うことは、シーズン後半に向けて非常に好評でした。皆、シーズン中ですから体験談を含めて、活発な意見交換会となります。これも、お勧めの座学です。
昨年秋より雪の降らない地にいるため、明確なオフシーズンというメリハリがなく、何とも間延びした感じが否めない状態です。
例年のようにグラウンドに出て軽いステップワークや発声練習、ブルペンでの投球判定などは行っていますが、すべてが中途半端な感じがしています。
そんな中途半端な感覚の中で、早くも屋外での審判講習会が開催されました。
朝方は冷え込みが厳しく霜も降りましたが、日中は晴天に恵まれ、風もないため絶好のコンディションでした。
講習会の内容は、新年度の1回目ということもあり、また新しい父兄審判員も多かったことから、ほとんどが基本の反復となりました。
午前中はコールとゼスチャーの基本動作を行い、その後GO-STOP-CALLを繰り返し行いました。
GO-STOP-CALLはすべての動作の基本なのですが、それを口頭で伝えても難しいものです。
また、聞く側の意識が「技術を習得しよう」という思いがなければ、形だけの反復練習に終わってしまいます。
昔は「審判メカニクス」のコピーを、お尻のポケットに忍ばせてグラウンドに立っていましたが、実際には「アンチョコ」を見るチャンスは皆無です。ボールインプレイ中は、ボールの在り処から目を切るわけにもいかず、結局はタイム中に「さっきのプレイの反省」をするのが関の山です。それが正解なのかも判らずに、次のプレイが始まる始末。
それらの経験から、講習会ではお勧めはしません。
「審判メカニクス」は、ケースごとの4人の審判員の動きが記載されていますが、ゲームでは各審判員がひとつのポジションを担います。ゆえに、ポジションごとの動きの整理が必要となります。
次回からは、それを紹介します。
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