新年が明けて2週間以上が過ぎてしまいましたが、改めまして、明けましておめでとうございます。なかなかブログの更新ができず、多方面の方々から励ましの言葉などの叱咤激励を多数頂きました。野球の審判員という特殊な趣味を密かに楽しんでいる方が、意外に多いことに驚きもあり、そして嬉しくもあり。今年も「頑張って更新しよう」とちょっと遅めの新年の誓いを立ててみました。
毎年、オフシーズンに突入すると同時に、私自身はチームに戻り、中学生たちの冬季トレーニングの手伝いに奔走することとなります。役割は様々で、全選手のタイムスケジュールの調整・作成に始まり、ウォーミングアップの指導から走塁指導、選手の健康管理にテーピング、リハビリメンバーのトレーニングメニュー作成・指導など、まったく休む暇などない。
そして、今年から冬季間の審判勉強会を始めることにした。名目上の目的は、若手審判員の技術向上であるが、実際はもっと単純で「審判が好きだ」ということである。
新年が明けると、選手たちの練習内容が、より実戦に近づいてくる。投手の投球練習が始まり、2月にはシート打撃も始まる。投手が投げれば、捕手の後ろに立ちたくなるのが審判員という人種なのであろう。ついついブルペンへ足が向いてしまう。
投球判定を兼ねて、「トラッキング」と判定のタイミングをチェックする。とにかく、捕手のミットまで見ることを強く意識する。それにより、「ストライク」も「ボール」も一定のリズムでコールすることが出来る。どうしても、始めのうちは「ボール」のコールが早くなる。「ストライク」は「良く見よう」「ちゃんと見よう」とするため、黙っていても良いタイミングなるが、「ボール」、特に明らかな「ボール」は判定が早くなる。これを同じタイミングになるように意識して判定を行うことが良いであろう。
この時期にチェックして、確立しておきたいのが「低目の判定」である。同僚に横から見ていてもらい、判定を下した後で高さを確認する。このチェックは、曖昧では困る。「高低」の是非をはっきりと伝えることが同僚のためになる。これを素直に受け入れるのも、審判の技量を高めるポイントかもしれない。
実際に打者が立てば良いのだが、この時期の投手はまだまだ不安定なため、死球の危険性が高いことから、膝の高さにゴム紐を張り投球練習を行う。ここで高低の感覚を磨かくことは、非常に有効である。投球の勢いによるボールと地面の距離感、捕球の際のミットの位置などを目に焼き付け、頭に刷り込むことが、秋までの記憶を次のシーズンにつなげることができる。
このような環境にいることに感謝しながら、少しでもチームの力になり、子供たちの為になりながら、自分たちの技量をキープする。
なんとも、恵まれている。
「今年も頑張ろう」と改めて新年に誓う。
毎年、オフシーズンに突入すると同時に、私自身はチームに戻り、中学生たちの冬季トレーニングの手伝いに奔走することとなります。役割は様々で、全選手のタイムスケジュールの調整・作成に始まり、ウォーミングアップの指導から走塁指導、選手の健康管理にテーピング、リハビリメンバーのトレーニングメニュー作成・指導など、まったく休む暇などない。
そして、今年から冬季間の審判勉強会を始めることにした。名目上の目的は、若手審判員の技術向上であるが、実際はもっと単純で「審判が好きだ」ということである。
新年が明けると、選手たちの練習内容が、より実戦に近づいてくる。投手の投球練習が始まり、2月にはシート打撃も始まる。投手が投げれば、捕手の後ろに立ちたくなるのが審判員という人種なのであろう。ついついブルペンへ足が向いてしまう。
投球判定を兼ねて、「トラッキング」と判定のタイミングをチェックする。とにかく、捕手のミットまで見ることを強く意識する。それにより、「ストライク」も「ボール」も一定のリズムでコールすることが出来る。どうしても、始めのうちは「ボール」のコールが早くなる。「ストライク」は「良く見よう」「ちゃんと見よう」とするため、黙っていても良いタイミングなるが、「ボール」、特に明らかな「ボール」は判定が早くなる。これを同じタイミングになるように意識して判定を行うことが良いであろう。
この時期にチェックして、確立しておきたいのが「低目の判定」である。同僚に横から見ていてもらい、判定を下した後で高さを確認する。このチェックは、曖昧では困る。「高低」の是非をはっきりと伝えることが同僚のためになる。これを素直に受け入れるのも、審判の技量を高めるポイントかもしれない。
実際に打者が立てば良いのだが、この時期の投手はまだまだ不安定なため、死球の危険性が高いことから、膝の高さにゴム紐を張り投球練習を行う。ここで高低の感覚を磨かくことは、非常に有効である。投球の勢いによるボールと地面の距離感、捕球の際のミットの位置などを目に焼き付け、頭に刷り込むことが、秋までの記憶を次のシーズンにつなげることができる。
このような環境にいることに感謝しながら、少しでもチームの力になり、子供たちの為になりながら、自分たちの技量をキープする。
なんとも、恵まれている。
「今年も頑張ろう」と改めて新年に誓う。
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