18奪三振&ノーヒットノーラン
2007年9月18日今年もシーズン大詰めとなってきた。つい先日までは、猛暑でジャッジも大変であったが、「暑さ寒さも彼岸まで」という格言のとおり、第一試合前には「上着は長袖?」などの会話が聞かれるようになってきた。
シニアの新人戦もリーグ戦の中盤に差し掛かり、熱戦・激戦が繰り広げられている。
最近、1点を争う試合が多い。新人戦になってから球審を5試合担当しているが、そのうち4戦までが1点差試合である。観戦している側は楽しいであろうが、中立の立場でいる審判員は大変である。ミスをしようものなら「あの判定で流れが変わった」と言われるのがオチである。どちらかに肩入れをした方が、よっぽどマシである。
昨日も両チーム無得点のまま7回を終え延長戦に突入した。両チームともに得点機はあったが、本塁が遠い試合であった。序盤から中盤に掛けては、両投手のテンポとリズムに乗せられた感があり、非常に心地よくジャッジしていた。小気味の良い投球テンポとコントロールに乗せられた。
こうなると、ついついインターバルの追い出しなども声が大きくなるのは、乗せられやすい性格なのであろう。これは、なかなか直せない性格なので、自分の「長所」と思うことにしている。
延長に突入してからは、どちらにも勝たせてあげたいという気持ちになってしまった。本当は、感情移入してはいけないのであろうが、これも性格であるから仕方がない。
決勝点は一死走者三塁から、四番にクリーンヒットが出たため均衡が破れた。最後は力勝負で決着がついてくれてホッとした。これが、ミスなどで決まってしまうと敗者が辛い。されど、それも野球なのであるが・・・。
走者三塁になった時には、「ボークなんかするなよ」とかたやで願いながらも、鋭く投球姿勢を見ている裏腹な自分がいた。それは、一緒にグラウンドに立っていた他のクルーも同様であったようだ。明らかな反則行為は見逃すわけにはいかない。試合内容がどうであれ、それとこれは別である。だから、願うことしかないのである。
スコアを付けているコーチや監督さんたちは、記録的な試合は気になるであろう。しかし審判員は目の前のジャッジに集中していることから、全然わからない状態にある。
球審をしていて気になるのは、選手のスパイクの紐がほどけていることや、ズボンのポケットから手袋が出ていることなどである。また、ボールは汚れていないか、ホームベースは綺麗になっているか、ファウルボールをボールボーイが処理したかなどである。
昨日も、捕手のスパイクの紐を指摘し、打者の手袋をポケットに押し込んでやった。
あとは、投手の投球モーションに合わせて、「GET SET」「LOOK」「CALL」を繰り返すのである。
終わってみれば「18奪三振」で「ノーヒット・ノーラン」のオマケ付きという記録的な試合であった。
シニアの新人戦もリーグ戦の中盤に差し掛かり、熱戦・激戦が繰り広げられている。
最近、1点を争う試合が多い。新人戦になってから球審を5試合担当しているが、そのうち4戦までが1点差試合である。観戦している側は楽しいであろうが、中立の立場でいる審判員は大変である。ミスをしようものなら「あの判定で流れが変わった」と言われるのがオチである。どちらかに肩入れをした方が、よっぽどマシである。
昨日も両チーム無得点のまま7回を終え延長戦に突入した。両チームともに得点機はあったが、本塁が遠い試合であった。序盤から中盤に掛けては、両投手のテンポとリズムに乗せられた感があり、非常に心地よくジャッジしていた。小気味の良い投球テンポとコントロールに乗せられた。
こうなると、ついついインターバルの追い出しなども声が大きくなるのは、乗せられやすい性格なのであろう。これは、なかなか直せない性格なので、自分の「長所」と思うことにしている。
延長に突入してからは、どちらにも勝たせてあげたいという気持ちになってしまった。本当は、感情移入してはいけないのであろうが、これも性格であるから仕方がない。
決勝点は一死走者三塁から、四番にクリーンヒットが出たため均衡が破れた。最後は力勝負で決着がついてくれてホッとした。これが、ミスなどで決まってしまうと敗者が辛い。されど、それも野球なのであるが・・・。
走者三塁になった時には、「ボークなんかするなよ」とかたやで願いながらも、鋭く投球姿勢を見ている裏腹な自分がいた。それは、一緒にグラウンドに立っていた他のクルーも同様であったようだ。明らかな反則行為は見逃すわけにはいかない。試合内容がどうであれ、それとこれは別である。だから、願うことしかないのである。
スコアを付けているコーチや監督さんたちは、記録的な試合は気になるであろう。しかし審判員は目の前のジャッジに集中していることから、全然わからない状態にある。
球審をしていて気になるのは、選手のスパイクの紐がほどけていることや、ズボンのポケットから手袋が出ていることなどである。また、ボールは汚れていないか、ホームベースは綺麗になっているか、ファウルボールをボールボーイが処理したかなどである。
昨日も、捕手のスパイクの紐を指摘し、打者の手袋をポケットに押し込んでやった。
あとは、投手の投球モーションに合わせて、「GET SET」「LOOK」「CALL」を繰り返すのである。
終わってみれば「18奪三振」で「ノーヒット・ノーラン」のオマケ付きという記録的な試合であった。
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