INTERFERENCE & NOTHING (2)
2007年9月9日先週の土日にあった「妨害」に関するお題の二例目を紹介しましょう。
<事例2>走者が三塁へ走った。捕手は投手からの投球を捕球後、ステップを踏んで三塁へ送球する。「ガツッツ!?」という音と共に、送球は大きくファウルゾーンへ逸れた。右打者のヘルメットに、捕手の投球が当たったのである。
捕手は思わず『邪魔だ』と叫び、守備側ダッグアウトからは『妨害』が叫ばれた。ボールはたまたま三塁コーチャーズボックスの後方まで山なりに飛んで行き、三塁手が捕球した。走者は三塁へ悠々と到達したが、守備機会を失ったと思っている捕手は釈然としない。
この場合は、前記と条件がやや違う。打者はボールを見送り、バッタースボックス内でほとんど動いていないのである。つまり、打者は居るべき場所に只立って居たのである。
この解釈は、走者の狭殺プレイの際に、送球が走者の身体に当たった場合を考えると、状況が同じであることが理解しやすい。
つまり、走者が走路内を走っている分には、送球が当たっても守備妨害とはならず、ボールインプレイである。
腕を回したり、捕球体勢をしている方向へ身体を寄せたりしない限り、問題はない。
この条件を打者に当てはめれば、この事例の場合は「NOTHING;ナッシング」でボールインプレイとなる。
あの送球が、三塁手が捕球不可能な場所へ跳ねたために、三塁へ到達した走者が一気に本塁まで来た場合は、おそらく揉めていたと思われる。
揉めたところで「NOTHING」に変わりはないのだが、説明が必要となったであろう。
<事例2>走者が三塁へ走った。捕手は投手からの投球を捕球後、ステップを踏んで三塁へ送球する。「ガツッツ!?」という音と共に、送球は大きくファウルゾーンへ逸れた。右打者のヘルメットに、捕手の投球が当たったのである。
捕手は思わず『邪魔だ』と叫び、守備側ダッグアウトからは『妨害』が叫ばれた。ボールはたまたま三塁コーチャーズボックスの後方まで山なりに飛んで行き、三塁手が捕球した。走者は三塁へ悠々と到達したが、守備機会を失ったと思っている捕手は釈然としない。
この場合は、前記と条件がやや違う。打者はボールを見送り、バッタースボックス内でほとんど動いていないのである。つまり、打者は居るべき場所に只立って居たのである。
この解釈は、走者の狭殺プレイの際に、送球が走者の身体に当たった場合を考えると、状況が同じであることが理解しやすい。
つまり、走者が走路内を走っている分には、送球が当たっても守備妨害とはならず、ボールインプレイである。
腕を回したり、捕球体勢をしている方向へ身体を寄せたりしない限り、問題はない。
この条件を打者に当てはめれば、この事例の場合は「NOTHING;ナッシング」でボールインプレイとなる。
あの送球が、三塁手が捕球不可能な場所へ跳ねたために、三塁へ到達した走者が一気に本塁まで来た場合は、おそらく揉めていたと思われる。
揉めたところで「NOTHING」に変わりはないのだが、説明が必要となったであろう。
コメント