恒例行事
2007年8月17日夏の甲子園大会が熱気を帯びているが、北海道の中学シニアも高校も3年生の全行事が終わり、早くも新人戦モードに突入である。
春先に多く見られた投手の不正投球や不正動作の数々も、試合を重ねるごとに是正され、最後の大会では非常に良い状態でプレイに集中している投手が多く見られたのは嬉しい限りである。
また、投手の投球練習中に、打者がウェイティングサークルで待つ取決めも、徐々に浸透しつつあるように感じている。春先のように、口酸っぱく言わなくても良い様になったように思う。
ただ、打者がサインを見る際に打席を外すのは、相変わらずであるし、先頭打者がベンチのサインを確認するため、打席になかなか入ろうとしないのには閉口する。最近の子供たちの習性なのか、「指示待ち」の選手が非常に多い。ゆえに、「只打つだけ」の場面で、必死にベンチのサインを確認している。そんな時に限って、ベンチ内の監督は他の選手の説教などをしている場合が多い。バッタースボックスの打者は、いつまで経ってもサインが出ないので、疑心暗鬼の状態で投手の投球を待つこととなる。このような状態では、良い結果出るわけがない。
今の選手たちは、野球の試合を真剣に見れないのであろう。プロ野球でも草野球でも、どんな試合でも構わないから、展開を読み、予測して、その結果を考察するなどという、野球本来の面白さを知らない選手が多いように思う。だから、自分のチームの監督の考え方や作戦を読めない選手が多いのであろう。
私自身は、野球の経験は草野球くらいしかないが、少年時代から観戦した野球の試合数は相当である。ゆえに、野球の流れは、色々と読むことができる。
この「読み」が、審判員としてグラウンドにいて、非常に役に立っている。中学・高校生レベルであれば、バント安打を狙っている打者や、スクイズのサインが出た瞬間などは、ほとんど読むことが出来る。
ゆえに、どうして捕手が感じないのか不思議で仕方がない。私より、数段野球に精通している選手たちが、まったく感じていないのが不思議で仕方がない。
今の時期、NHKテレビでは、折角朝から晩まで高校野球を流してくれている。全国どこに居ても、野球を観る事が可能である。今の野球少年たちは、何時間・何試合見ていられるであろうか。
ちなみに私は、この盆休暇中、故郷のテレビの前で連日、高校野球を終日観戦していた。
故郷の両親は、毎年恒例となった「この行事」に、息子の帰省を感じているようである。
「今年も、息子の家族が帰ってきた」と感じる「行事」である。
これくらい野球を観たら、大抵は「通」の域まで達すること、請け合いであるが、最近の選手たちは、他に楽しいことが沢山あるから、それはそれで仕方がないのであろうが。
春先に多く見られた投手の不正投球や不正動作の数々も、試合を重ねるごとに是正され、最後の大会では非常に良い状態でプレイに集中している投手が多く見られたのは嬉しい限りである。
また、投手の投球練習中に、打者がウェイティングサークルで待つ取決めも、徐々に浸透しつつあるように感じている。春先のように、口酸っぱく言わなくても良い様になったように思う。
ただ、打者がサインを見る際に打席を外すのは、相変わらずであるし、先頭打者がベンチのサインを確認するため、打席になかなか入ろうとしないのには閉口する。最近の子供たちの習性なのか、「指示待ち」の選手が非常に多い。ゆえに、「只打つだけ」の場面で、必死にベンチのサインを確認している。そんな時に限って、ベンチ内の監督は他の選手の説教などをしている場合が多い。バッタースボックスの打者は、いつまで経ってもサインが出ないので、疑心暗鬼の状態で投手の投球を待つこととなる。このような状態では、良い結果出るわけがない。
今の選手たちは、野球の試合を真剣に見れないのであろう。プロ野球でも草野球でも、どんな試合でも構わないから、展開を読み、予測して、その結果を考察するなどという、野球本来の面白さを知らない選手が多いように思う。だから、自分のチームの監督の考え方や作戦を読めない選手が多いのであろう。
私自身は、野球の経験は草野球くらいしかないが、少年時代から観戦した野球の試合数は相当である。ゆえに、野球の流れは、色々と読むことができる。
この「読み」が、審判員としてグラウンドにいて、非常に役に立っている。中学・高校生レベルであれば、バント安打を狙っている打者や、スクイズのサインが出た瞬間などは、ほとんど読むことが出来る。
ゆえに、どうして捕手が感じないのか不思議で仕方がない。私より、数段野球に精通している選手たちが、まったく感じていないのが不思議で仕方がない。
今の時期、NHKテレビでは、折角朝から晩まで高校野球を流してくれている。全国どこに居ても、野球を観る事が可能である。今の野球少年たちは、何時間・何試合見ていられるであろうか。
ちなみに私は、この盆休暇中、故郷のテレビの前で連日、高校野球を終日観戦していた。
故郷の両親は、毎年恒例となった「この行事」に、息子の帰省を感じているようである。
「今年も、息子の家族が帰ってきた」と感じる「行事」である。
これくらい野球を観たら、大抵は「通」の域まで達すること、請け合いであるが、最近の選手たちは、他に楽しいことが沢山あるから、それはそれで仕方がないのであろうが。
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