AED
2007年5月11日先日のある練習試合で、初回と最終回に二人の怪我人が出た。ひとりはデッドボール。ひとりは一塁上のコンタクトプレイである。公式戦間近にしての怪我は、本人はもちろん、チームにとっても大きな痛手である。
最近、あるスポーツ用品メーカーの協力の下、野手用のプロテクターが開発され試行されている。毎年、野球ボールが胸に当たり心臓発作で命を落とす例が報告されているらしいが、実際の数はもっと多いだろうと推測されている。少年野球などの軟式野球はゴムボールであることから、顔に当たろうが「痛くない、痛くない」と父兄が檄を飛ばしている情景を良く見かける。斯く言う私も例外ではない。急所に当たった場合などは、子供たちを茶化してゲラゲラと笑い飛ばす始末である。しかし、実際にゴムボールでも心臓発作は起りえるのである。
硬式ボールを使用しているリトルリーグでは、子供たちに「プロ野球や大リーグと同じボールだよ」と伝えると、子供たちは目をキラキラ輝かせる。「松井やイチローや松坂が使っているボールと同じ」と言うだけで、夢が大きく膨らむのである。そして、硬式ボールであるがゆえに、周りの大人の怪我に対するこの使いようは軟式の比ではない。リトルリーグでは、捕手はもちろんのこと内野手にもファウルカップ(いわゆる【金カップ】である)の着用を義務付けている。最初は嫌がる選手たちも、慣れてしまうと問題なく動けるようになる。実は、球審もファウルカップを着用する。軟式野球で審判をやる場合でも、レガース(スネ当て)は着用しなくてもファウルカップは着用している。野手用のプロテクター(胸当て)が普及し、いずれ義務付けられる時代に成った時には、リトルシニアでも内野手のファウルカップが当たり前になるかもしれない。
このプロテクターと共に注目されているのが、「AED【自動体外式除細動器】」である。今や学校やホテルなどの公共性の高い施設では常設しているところが急増しているので、目にしている方も多いと思う。東京の少年野球チームなどでは、万が一のために常備しているチームもあるようである。意外とコンタクトプレイが多い野球において、硬式ボールを使うことにより間違いなく障害発生率が上昇するのであるから、当然検討するべきであろう。
リトルシニアの組織も大きくなった。野球をやるための球場探しやスケジュール調整などをする事務局が充実し、併せて試合をコントロールする審判部も充実し、試合に華を添える放送部も組織立ってきた。今後、最も必要となるのが「救護班」であろう。試合会場には看護士さんに常任して頂き、併せてAEDを常備する体制を整備することが急務に思われる。
捕手の次に、打者のそばにいる審判員。結構、打球や送球が身体に当たっている。また、そういう時に限って防具の無いところに当たる。「本当に痛い」ことも間々ある。それが故に救護班の充実を是非ともお願いしたい。
最近、あるスポーツ用品メーカーの協力の下、野手用のプロテクターが開発され試行されている。毎年、野球ボールが胸に当たり心臓発作で命を落とす例が報告されているらしいが、実際の数はもっと多いだろうと推測されている。少年野球などの軟式野球はゴムボールであることから、顔に当たろうが「痛くない、痛くない」と父兄が檄を飛ばしている情景を良く見かける。斯く言う私も例外ではない。急所に当たった場合などは、子供たちを茶化してゲラゲラと笑い飛ばす始末である。しかし、実際にゴムボールでも心臓発作は起りえるのである。
硬式ボールを使用しているリトルリーグでは、子供たちに「プロ野球や大リーグと同じボールだよ」と伝えると、子供たちは目をキラキラ輝かせる。「松井やイチローや松坂が使っているボールと同じ」と言うだけで、夢が大きく膨らむのである。そして、硬式ボールであるがゆえに、周りの大人の怪我に対するこの使いようは軟式の比ではない。リトルリーグでは、捕手はもちろんのこと内野手にもファウルカップ(いわゆる【金カップ】である)の着用を義務付けている。最初は嫌がる選手たちも、慣れてしまうと問題なく動けるようになる。実は、球審もファウルカップを着用する。軟式野球で審判をやる場合でも、レガース(スネ当て)は着用しなくてもファウルカップは着用している。野手用のプロテクター(胸当て)が普及し、いずれ義務付けられる時代に成った時には、リトルシニアでも内野手のファウルカップが当たり前になるかもしれない。
このプロテクターと共に注目されているのが、「AED【自動体外式除細動器】」である。今や学校やホテルなどの公共性の高い施設では常設しているところが急増しているので、目にしている方も多いと思う。東京の少年野球チームなどでは、万が一のために常備しているチームもあるようである。意外とコンタクトプレイが多い野球において、硬式ボールを使うことにより間違いなく障害発生率が上昇するのであるから、当然検討するべきであろう。
リトルシニアの組織も大きくなった。野球をやるための球場探しやスケジュール調整などをする事務局が充実し、併せて試合をコントロールする審判部も充実し、試合に華を添える放送部も組織立ってきた。今後、最も必要となるのが「救護班」であろう。試合会場には看護士さんに常任して頂き、併せてAEDを常備する体制を整備することが急務に思われる。
捕手の次に、打者のそばにいる審判員。結構、打球や送球が身体に当たっている。また、そういう時に限って防具の無いところに当たる。「本当に痛い」ことも間々ある。それが故に救護班の充実を是非ともお願いしたい。
コメント