スクランブル
2007年3月11日審判員の基本的な動きである「クロックワイズメカニクス」については、以前に書いたとおりであるが、実際のゲームの中では、この動きだけかと言うと、必ずしもそうではない。どちらかと言えば、違う動きの方が多いかもしれない。この動きの考え方は、カバーリングの精神に基づくものであり、メカニクスを覚えることよりも、周囲に気を配り、ゲームの流れに逆らうことなくジャッジする意識があればいいのである。ただし、実際のゲームは野球盤とは違い、時として予測できない動きがある。その際に、驚かずに、冷静に対処できるかどうかであろう。特にシニアレベルの試合であれば、技量や力量もさることながら、ゲームの中での思考が、プロ野球レベルを見慣れた大人からすると、常識はずれな動きをすることがままある。審判員は、いかなる場面に対しても、正確なジャッジを求められるが、一瞬の判断ミスが大きな「疑念」を抱かせることになりかねない。今年は、早くも雪解けが進み、球春の足音がはっきりと聞こえだした。そろそろ気持ちの準備をして、スクランブル発進に備えようと思う。
それにしても、ボークやインターフェア、イリーガルなどの稚拙なミスが多すぎるように思う。また、アンフェアな考え方が根底にあるうちは、本当の強さは身につかないように思うのだが。
それらを、あっさりと見逃してしまわぬよう、スクランブル態勢で挑まねばならない。
それにしても、ボークやインターフェア、イリーガルなどの稚拙なミスが多すぎるように思う。また、アンフェアな考え方が根底にあるうちは、本当の強さは身につかないように思うのだが。
それらを、あっさりと見逃してしまわぬよう、スクランブル態勢で挑まねばならない。
コメント