クロックワイズ
2007年3月6日3月のこの時期に雨が降り、春一番が吹くのは、ちょっと記憶にない。1ヶ月暦が早く流れているようである。もう少し気温が上がれば、グラウンドに飛び出したくなるような気候である。温暖化の影響か?野球人にとっては、ウキウキ・ワクワクであり、喜ばしいことではある。しかし、明日試合をやると言われると、準備不足は否めない。気持ちの準備もそうだが、基本動作の反復も終わっていない。こればかりは、何年やっても練習が必要である。頭の中では判っていても、身体が反応しない。年齢を重ねると、覚えは悪いが、忘れるのは速くなる。GO−STOP−LOOK−CALLは基本中の基本であるが、反復練習で徐々に戻ってくる。しかし、クロックワイズの動きは実戦練習が欠かせない。つまり、ケーススタディが必要である。しかし、春季大会までの期間が短い北海道では、毎年ぶっつけ本番に近い状態である。
クロックワイズとは、審判員のフォーメーションの基本であり、時計回りに動く連携である。走者なしや走者1塁の場面で、この動きが登場するので、観客の皆様は、時々気にして見てもらいたい。例えば、先頭打者が右中間に長打性のライナーを打った場合、2塁塁審が打球を追うことになる。そうすと、二塁ベースが空くため、そのカバーに3塁塁審が走る。打者走者が二塁ベースを蹴って、三塁へ向かった場合、3塁塁審がいないので、球審が三塁へ走る。そこで、終わればいいが、中継が乱れて、走者が本塁へ向かった場合、球審がいない。そこで、一塁塁審が本塁カバーに走るということである。時々、三塁ベース上のクロスプレイを球審が判定している場面を見かけると思うが、それがクロックワイズの基本的な動きである。
このフォーメーションにはオプションが多々あり、基本を判っていないで、フォーメーションばかりを丸暗記しようとすると、有事の際に役に立たないことが多い。クルーの中で一人でも動きを間違うと、他の審判員が大変なことになってしまうが、基本的な「カバーリング」つまり「空いた塁をカバーする」を理解していれば、対処できるものである。しかし、これがなかなか出来ない。特に春先はチョンボが多い。
春の足音は「時計回り」で確実に近づいている。まずは、クロックワイズの頭のトレーニングとイメージトレーニングを開始しようかと思う。
クロックワイズとは、審判員のフォーメーションの基本であり、時計回りに動く連携である。走者なしや走者1塁の場面で、この動きが登場するので、観客の皆様は、時々気にして見てもらいたい。例えば、先頭打者が右中間に長打性のライナーを打った場合、2塁塁審が打球を追うことになる。そうすと、二塁ベースが空くため、そのカバーに3塁塁審が走る。打者走者が二塁ベースを蹴って、三塁へ向かった場合、3塁塁審がいないので、球審が三塁へ走る。そこで、終わればいいが、中継が乱れて、走者が本塁へ向かった場合、球審がいない。そこで、一塁塁審が本塁カバーに走るということである。時々、三塁ベース上のクロスプレイを球審が判定している場面を見かけると思うが、それがクロックワイズの基本的な動きである。
このフォーメーションにはオプションが多々あり、基本を判っていないで、フォーメーションばかりを丸暗記しようとすると、有事の際に役に立たないことが多い。クルーの中で一人でも動きを間違うと、他の審判員が大変なことになってしまうが、基本的な「カバーリング」つまり「空いた塁をカバーする」を理解していれば、対処できるものである。しかし、これがなかなか出来ない。特に春先はチョンボが多い。
春の足音は「時計回り」で確実に近づいている。まずは、クロックワイズの頭のトレーニングとイメージトレーニングを開始しようかと思う。
コメント