モチベーション
2007年1月30日昨年、私が審判で立った全78試合(うち公式戦41試合)の中からのベストゲームは日本選手権の決勝戦であった。決勝戦ならではの緊張感と張り詰めた空気の中で、打撃戦とも投手戦とも言える好ゲームは、3時間を超える延長戦となる、素晴らしい試合であった。このゲームで一番自信がなく、不慣れな2塁塁審を務めた私は、集中力を切る事無く、無事勤める事ができたということが、以後のジャッジへの自信につながったように思う。ある意味、転換点となった試合である。この日の私は朝4時に起床し、5時からの朝野球で主審を務め、それから球場へ向かった。準決勝2試合が終わり、決勝が始まったのは13時を悠に過ぎていたように記憶している。それから、3時間超の長丁場。審判仲間に支えられ、先輩諸氏に励まされ、後輩審判からは煽てられながらも、良くぞ集中力を切らす事無く、不慣れな2塁塁審を勤め上げたと、我ながら感心している。
朝早くから、やる気(モチベーション)を燃やして、気持ちを作っていたことが、不慣れなポジションでも逆に「やってやる」という方向へ気持ちを切り替えることが出来たのであろう。決勝戦の審判はなかなか厳しい。それに前向きになれたのが、すべてを良い方向へと進められた原因であるように思う。
朝早くから、やる気(モチベーション)を燃やして、気持ちを作っていたことが、不慣れなポジションでも逆に「やってやる」という方向へ気持ちを切り替えることが出来たのであろう。決勝戦の審判はなかなか厳しい。それに前向きになれたのが、すべてを良い方向へと進められた原因であるように思う。
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