審判講習会に思う事
2007年1月12日毎年シーズンオフに社会人野球の審判団が主催する審判講習会が催されております。講習会とは仰々しいのですが、要は勉強会です。その場には社会人の審判員はもちろんのこと、大学や中学硬式(シニア、サン)で審判員を勤められている方々が参加しています。もちろん皆さん審判員が職業ではなく、審判員経験が数十年の重鎮から去年から始めた方まで様々です。ただしその中には高校野球関係者はいないと思われます。ある意味で少年野球の集大成であり、アマチュア野球の原点というべき、高校野球の関係者が皆無とはおかしな話です。審判員である以上は、対外的に中立であることを明確にすることが最低条件でしょう。我々の団体でも、利害関係の有無が審判員配置のスタートとなります。高校野球のように、監督さんや部長先生が立たれているのであれば、当然、過去の教職や出身高校などまでも問われるべきかと思います。日本の野球が、特に高校野球が世界基準と肩を並べ、ベースボールへと進化するためには、クリアするべき最初のハードルではないでしょうか。その点で、北海道が大きく遅れを取っているのは、関係者はもちろん、高校球児にとっては不幸なことだと思います。
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